
メルカードは、メルカリ・メルペイの利用実績に応じて審査が行われ、利用限度額が決定するクレジットカードです。
「メルカードってどんな審査内容なの?」「落ちる理由を知りたい」とお悩みの人もいるでしょう。
本記事では、メルカードの審査内容と落ちる理由、落ちた時の対処法をわかりやすく解説します。
メルカードの審査内容
メルカードの審査内容は次のとおりです。
メルカリ・メルペイの利用実績
メルカリ・メルペイの利用実績は、メルカードの審査において重要なポイントです。
利用頻度や評価、支払いの履歴が審査に大きく影響します。
年齢や職業によって利用限度が決まるのが一般的ですが、メルカードはメルカリ・メルペイの利用実績を元にAIによって利用限度額を決めるという独自の審査を採用しています。
そのため、メルカリ・メルペイを多数利用しており、かつ評価の高いユーザーは、審査に通りやすいのが特徴です。
指定信用情報機関の情報
指定信用情報機関の情報も、メルカードの審査内容に含まれます。
審査の際には、各種ローンの支払い状況や借入状況、延滞情報などをチェックし判断されるのが一般的です。
例えば複数社から借入をしていたり、返済が遅れたりしたことがある場合、審査において不利になる可能性があります。
メルカードの審査に落ちる理由
メルカードの審査に落ちる理由は、明確に公表されていません。
しかし、次のような要因だと考えられます。
メルカリで問題行動がある
メルカリで問題行動を起こしている場合、審査結果に大きく影響すると考えられます。
問題行動とは、次のとおりです。
- キャンセルが多い
- 評価が低い
- 他ユーザーとのトラブルが多い
- 規約違反・不正行為をしたことがある
これらに当てはまる場合、信頼性が低いと判断され、メルカードの審査が不利になる可能性があります。
支払い滞納などの金融事故がある
支払い滞納や債務整理などの金融事故がある場合、メルカードの審査に通過する可能性は低いと言えるでしょう。
指定信用情報機関に傷がつくと、完済日から5年間記録に残るのが一般的です。
金融事故がある場合は支払い能力がないと判断され、審査に落ちる大きな要因になります。
メルカリの利用頻度が少ない
メルカードの審査はメルカリの利用頻度が審査に大きく影響するため、利用頻度が少ないのも落ちる要因になると考えられます。
メルカードでは、メルカリの利用実績においてAIが判断するという独自の方法を採用しています。
そのため、利用頻度が少ないと申込者の信用性を判断する材料が不足し、審査に落ちる要因になると考えられます。
書類の不備や入力ミスがある
書類の不備や入力ミスも、審査結果に影響する可能性があります。
例えば本人確認書類の有効期限切れや住所の不一致などが、書類の不備に該当します。
基本情報を入力する際のミスも、審査に落ちる要因になる可能性があるため、十分な注意が必要です。
メルカードの審査に落ちた時の対処法
メルカードの審査に落ちてしまった場合は、次の対処法を試しましょう。
対処法を知り実行すれば、再度審査を行う際に通過する確率を上げられます。
前回の申し込みから6ヶ月以上あけて再申し込みする
メルカードの審査に落ちた場合でも、6ヶ月以上期間をあけることで再申し込みが可能です。
6ヶ月を過ぎれば過去の申し込み履歴が削除され、メルカードの審査に通る可能性が高まります。
メルカードの審査に落ちた時は、6ヶ月以上の期間をあけて再度チャレンジするのがおすすめです。
メルカリの利用頻度を上げる
メルカリの利用頻度を上げるのも、メルカードの審査に通りやすくなるポイントです。
審査に落ちてしまった場合、出品・購入する機会を増やし、利用頻度を上げることで審査に通りやすくなります。
利用する際は、トラブルや問題行動を起こさないように十分注意しましょう。
ヘルプセンターに問い合わせる
ヘルプセンターに問い合わせるのも、対処法の1つです。メルカリを定期的に利用しており、信用情報に問題がないのに落ちてしまう可能性もあります。
「落ちる理由が見当たらない」「納得がいかない」という人もいるでしょう。ヘルプセンターに問い合わせることで、再申し込みをするタイミングや改善点のアドバイスを受けられます。
ただし、ヘルプセンターに問い合わせをしても落ちた理由や審査内容は教えてもらえないことを念頭に置いておきましょう。
メルカードの審査に落ちた人はメルペイスマート払いを使える?
メルカードの審査に落ちた人でも、メルペイスマート払いを利用することが可能です。
メルペイスマート払いとは、審査なしで使える後払い機能です。チャージ不要で、月々のお買い物代金を翌月にまとめて支払うことができます。
メルペイスマート払いの特徴
メルペイスマート払いの特徴は次のとおりです。
- 利用限度を自分で設定できる
- 手数料がかからない
- 支払日を自分で設定できる
- メルカリの売上金を支払いに利用できる
利用限度を自分で設定できる
メルペイスマート払いは、毎月の利用限度額を自分で設定できます。そのため、使いすぎが心配な人でも安心して利用できるでしょう。
手数料がかからない
支払い方法をメルペイ残高・自動引落に設定すれば、手数料はかかりません。ただし、コンビニやATMで支払う場合は手数料が必要です。
支払日を自分で設定できる
支払日を自分で設定できるのも、メルペイスマート払いの特徴です。給料日や自分のライフスタイルに合わせて、支払日を設定できます。
メルカリの売上金を支払いに利用できる
メルカリの売上金を使って支払うことも可能です。利用する際は、事前にアプリでかんたん本人確認をする必要があります。
メルペイスマート払いの利用の流れ
メルペイスマート払いは、次の流れで利用できます。
- メルカリまたは店頭での支払い方法を「メルペイのあと払い」「あと払い利用枠」に設定して決済する
- 翌月1日から月末まで好きなタイミングで支払いする
ただし、メルペイの規約に違反する行為や、すでにメルペイスマート払いの未払いがある人は使えないので注意しましょう。
メルカードの審査はメルカリの正しい利用がカギ
メルカードの審査に通るためには、メルカリ・メルペイを定期的に利用し、信頼性を高めておくことが大切です。
低評価をつけられる・キャンセルを繰り返すなどのトラブルや規約違反などを起こさないように注意しましょう。
また、支払いの滞納や金融事故にも注意が必要です。審査に落ちてしまった場合は、本記事で紹介した対処法をぜひ試してみてください。
メルカリ・メルペイを適切に利用し、メルカードで日常生活をより便利・快適にしましょう。