「BASEが提供するPay IDって、どんな後払い決済?」
「メリットやデメリットが知りたい」
Pay IDはネットショップ作成サービスであるBASEが提供する後払いサービスです。
2023年4月11日に提供開始されたばかりなため、気になっている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、BASEの後払い決済であるPay IDについて詳しく解説します。
Pay IDの利用を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
BASEの後払い決済「Pay ID」とは
BASEの後払い決済である「Pay ID」は、商品を先に受け取ってから代金を支払えるものです。
限度額は55,000円(税込)で、支払いが完了すれば利用金額がリセットされます。
後払い決済の注文は指定の配送サービスで発送すると、追跡番号を元に商品の着荷が確認でき次第、商品代金をBASEが立て替えて払ってくれる仕組みです。
ただし、指定の配送サービス以外で発送を行い、着荷が確認できない場合は立替えが行われないため注意しましょう。
アプリですべて完結するため、BASEを普段から利用している方はもちろん、利用していない方もアプリをダウンロードするだけで簡単に利用できます。
ちなみにPay IDを利用する方法は以下の通りです。
- 商品の支払い方法で「あと払い(Pay ID)」を選択
- 本人確認のために携帯電話番号を入力
- 電話番号に届いたSMSのコードを入力
- 「購入を確定」ボタンを押して注文完了
上記のようにPay IDは簡単に利用できます。
BASEの後払い決済「Pay ID」のメリット
Pay IDのメリットは以下の通りです。
- コンビニで支払いができる
- 手元にお金がなくても買い物ができる
- 初めて利用するショップでも安心して買い物ができる
それぞれ詳しく解説します。
コンビニで支払いができる
Pay IDはコンビニでの支払いが可能です。
- セブンイレブン
- ファミリーマート
- ローソン
- ミニストップ
- デイリーヤマザキ
- スリーエイト
- セイコーマート
- ポプラなど
さまざまなコンビニに対応しています。
手元にお金がなくても買い物ができる
ネットショッピングで代引きを利用すると商品を受け取るためにお金を準備し、自宅で待っていなければなりません。
給料日前の場合、ほしい商品があるのに泣く泣く買えずに、売り切れてしまう可能性もあります。
Pay IDであれば商品到着時に代金を支払う必要がないため、手元にお金がなくても大丈夫です。
初めて利用するショップでも安心して買い物ができる
初めて利用するショップで買い物をする場合、ちゃんと商品が届くかや、イメージ通りの商品かどうか不安になることもあるでしょう。
Pay IDならば商品を確認した後に支払えるため、安心して買い物ができます。
BASEの後払い決済「Pay ID」のデメリット
Pay IDのデメリットは以下の通りです。
- 利用するためには会員登録が必要
- 手数料がかかる
- すべての商品の支払いに利用できるわけではない
それぞれ詳しく解説します。
利用するためには会員登録が必要
Pay IDはアプリの登録や会員登録が必要です。
どこのサイトでも利用できるわけではなく、BASEで利用できるものなため、必ず行いましょう。
Pay IDの登録は氏名や住所の入力、アプリのダウンロードのみです。
手数料がかかる
Pay IDの利用分はコンビニで支払いますが、手数料が350円かかります。
手数料は支払いを行うたびに発生するため注意しましょう。
すべての商品の支払いに利用できるわけではない
BASEで利用できるPay IDですが、すべての商品の支払いに利用できるわけではありません。
利用ショップが以下のものを利用して販売している場合、Pay IDを利用して後払いができません
- テイクアウト App
- 抽選販売 App
- 定期便 App
- コミュニティ App
- スマホケース作成 App
- Tシャツ作成 App
上記のものには利用できないため注意しましょう。
BASEの後払い決済「Pay ID」に関するよくある質問
Pay IDに関するよくある質問は以下の通りです。
- 審査の基準は?
- 支払い方法は?
- 「着荷待ち」ってなに?
- 審査に落ちた場合どうなる?
- 期限内に支払えなかった場合のペナルティは?
それぞれ詳しく解説します。
審査の基準は?
Pay IDに限ったことではありませんが、審査の基準ははっきりとは明かされていません。
ただ、以下のような場合はPay IDを利用できません。
- 支払い期限を過ぎたものがある
- 累計金額が上限に達している
また、利用するためには決済提供元であるGMOペイメントサービス株式会社の与信審査に通過する必要があります。
そのほかにもGMO関係の後払い利用状況も関係してくるでしょう。
支払い方法は?
Pay IDの支払いは、請求書にあるバーコードをコンビニのレジに持っていくだけです。
支払い期限は購入月の翌月10日までです。
請求書は着荷確認が完了した日の翌営業日に発送され、発送から3日程度でポストに投函されます。
ただし、郵便局のお届け日数の繰り上げや、新型コロナウイルスに伴う対応の影響によって、請求書の到着までに時間がかかる可能性があります。
請求書は荷物到着から換算して最大10日ほどかかることがあることを覚えておきましょう。
また、以下のようなことがあった場合には、発送処理日から換算して最大12日ほどかかります。
- 配送サービス名や伝票番号の入力に誤りがあった
- 存在しない伝票番号を入力した
早めに商品を受け取りたい場合は、誤りがないように入力しましょう。
配送サービス名や伝票番号の入力を誤った場合
「着荷待ち」ってなに?
「着荷待ち」とは、商品が購入者に到着するまでの間に表示されるものです。
商品が到着したら「対応済」と表示されます。
システムの都合上、反映までに1〜2営業日かかります。
審査に落ちた場合どうなる?
審査に落ちてしまった場合、Pay IDを利用することはできません。
BASEのヘルプページを確認してみると、以下のように記されています。
購入時に与信審査を行なうため、過去に商品代金の未払い履歴がある場合や、利用金額の上限に達している場合、その他後払い決済提供元のAGミライバライ株式会社側で与信に欠けると判断された場合には、後払い決済をご利用いただくことはできません。 引用:後払い決済では誰でも購入が可能ですか|BASE |
与信審査に落ちた場合、購入画面に「ご選択の決済方法は何らかの理由でご利用できませんでした。他の決済方法をご利用ください。」と表示されます。
Pay IDの審査が厳しいかどうかは一概には言えませんが、万が一落ちてしまった場合は、ブラックでも審査に通りやすいサービスを利用するとよいでしょう。
期限内に支払えなかった場合のペナルティは?
Pay IDは支払い期限が過ぎても引き続きアプリで支払いできますが、延滞扱いになります。
延滞している利用分を支払う際、回収手数料の220円が加算されるため注意しましょう。
BASEの後払い決済「Pay ID」のまとめ
今回はBASEの後払い決済であるPay IDについて詳しく解説しました。
Pay IDはBASEで利用できる後払い決済サービスで、55,000円(税込)までの支払いに利用できます。
コンビニで簡単に支払え、商品を確認してから支払えるため、初めて利用するショップでも安心して買い物ができます。
ただし、利用するたびに350円の手数料がかかり、支払い期限に遅れた場合は回収手数料として220円かかるため注意しましょう。
BASEの後払い決済であるPay IDを計画的に利用して買い物を楽しみましょう。