PayPayカードの支払いに間に合わないという悩みを抱えた経験はありませんか?
PayPayカードの支払いを滞納した場合、利用停止や遅延損害金の発生、ブラックリスト入りするというリスクがあります。
本記事では、PayPayカードの支払いを滞納した場合のリスクについて詳しく紹介し、滞納のリスクを回避するための対処法について解説していきますので、ぜひ実践してみてください。
【滞納期間別】PayPayカードの支払い遅れによるリスク
PayPayカードの支払いに遅れると下記のようなさまざまなリスクが発生します。
- 滞納1日目|遅延損害金が発生・利用停止の可能性
- 滞納数日~1ヶ月|督促される
- 滞納2ヶ月以上|ブラックリスト入りする
- 滞納3ヶ月以上|強制解約・一括請求される
- 滞納半年以上|法的措置が取られる
それぞれのリスクについて詳しく解説していきます。
①【滞納1日〰】遅延損害金が発生・利用停止の可能性
PayPayカードの支払いに遅れると、支払日の翌日から遅延損害金が発生します。
遅延損害金は年率14.6%で設定されており、支払いが完了するまで1日毎に加算されていきます。
また、未払い分の精算が終わるまでPayPayカードが利用できません。
②【滞納数日~1ヶ月】はがきや電話で催促される
支払日から数日経っても支払えていない場合は、はがきや電話・SMSで催促されます。
催促の電話番号は「0570-005-046」で、基本的には支払日の確認が行われることが多いです。
支払いが難しい場合でも、PayPayからの電話には必ず応答し、支払日や支払い方法を相談してください。
③【滞納2ヶ月】ブラックリストに載る
支払日から2ヶ月が経過すると、滞納したという情報が信用情報機関に登録され、いわゆる「ブラックリスト入り」になってしまいます。
信用情報機関とは、クレジットカードやローンの契約、債務整理履歴、取引などに関する情報を管理している機関を指します。
ブラックリスト入りすると以下のようなリスクが発生するため、早急に未払い分を支払ってください。
- カードの使用・新規契約ができなくなる
- 住宅や車のローンなどが新たに組めなくなる
- 賃貸契約ができなくなる可能性がある
なお、支払いが完了した日から5年程度は、信用情報機関に事故情報が残ります。
④【滞納2・3ヶ月】強制解約・一括請求される
支払日から2~3ヶ月経つとカードが強制解約され、支払えていない分の元金と利息、遅延損害金を一括請求されます。
さらに、債権回収がPayPayから弁護士法人などに委託され、以降は弁護士法人から督促の手紙が届きます。
支払いに応じなければ法的措置が取られる恐れもあるため、後回しにしないで必ず対処してください。
⑤【滞納3~6ヶ月】法的措置が取られる
支払日から3ヶ月以上が経過すると、カード会社や債権回収会社が裁判所に申立て、法的措置が取られます。
申し立てが受理されると、地方裁判所や簡易裁判所から「特別送達」という特殊な郵便で支払督促や訴状が届くので、迅速な対応が必要です。
支払督促や訴状を無視すると、財産や給与の一部などを差し押さえられる恐れがあります。
PayPayカードの支払い遅れの対処法
PayPayカードの支払いに遅れた場合は、以下のいずれかの方法で対処してください。
- 銀行振込か振込依頼書で支払う
- リボ払いに変更する
- PayPayカードのカスタマーサポートに相談する
それぞれ詳しく解説していきます。
銀行振込か振込依頼書で支払う
すでに支払いが遅れている場合は、下記の中から可能な支払い方法を選択して、なるべく早く支払ってください。
- 銀行振込
- 振込依頼書
- 指定の口座へ銀行振り込み
支払いが難しい場合は、弁護士に債務整理を依頼しましょう。
リボ払いに変更する
一時的に支払いが難しい場合、PayPayカードでは「これだけスキップリボ」というリボ払いを選択することができます。
リボ払いを選択すると利息が発生しますが、支払い遅れによる下記のリスクを回避することが可能です。
- カードが利用停止になる
- 遅延損害金が発生する
- ブラックリストに載る
リボ払いを長期にわたって利用すると、借金元本がなかなか減らなかったり、いつの間にか借金が膨れ上がっているなどの問題が発生します。
そのため、支払いの目途は立っているけど今だけ支払えないときのみ、リボ払いを利用しましょう。
PayPayカードのカスタマーサポートに相談する
PayPayカードの支払いに遅れていて、速やかに支払うのが難しい場合は、カスタマーサポートに連絡しましょう。
素直に事情を説明すれば、支払い方法を分割払いやリボ払いなどに変更できたり、期限の延長を交渉できるなど、ある程度は調整してもらえる可能性があります。
PayPayカードの滞納は復帰に数日程度かかる
PayPayカードの支払いに遅れた場合、支払ったあとすぐに利用を再開できるわけではなく、利用には数日程度かかります。
支払いが金融機関からカード会社に反映されるのに、通常2~3営業日かかるためです。
PayPayカードの支払い日は毎月27日ですが、27日が土・日・祝日の場合は翌営業日となります。
また、ゴールデンウィークやお盆休み、年末年始などの大型連休の場合は、通常よりも反映に時間がかかる可能性があるので注意が必要です。
PayPayカードの支払い遅れはリスク大!速やかに支払おう
PayPayカードの支払いに1日でも遅れると、遅延損害金の発生や、カードの利用ができなくなる恐れがあります。
支払いに遅れれば遅れるほど、遅延損害金が増えていくだけでなく、下記のようなリスクも発生するため、速やかに支払いましょう。
- ブラックリストに載る
- 一括請求される
- 財産や給与の一部などを差し押さえられる
すぐの支払いが難しければ、リボ払いに変更するかカスタマーサポートに相談するのがおすすめです。