後払い決済サービス「atone」は、クレジットカード不要で後払いができるサービスです。
atoneの支払い期日は、支払い方法に応じて翌月10日、20日、27日ですが、1日でも遅れるとどんなリスクが発生するか知っていますか？
今回は、atoneの支払い遅れ日数ごとのリスク、滞納しないための対処法を解説します。
atoneの支払いに遅れそうな人や、今から支払いが不安な人は、是非参考にしてみてください。
atoneの支払い遅れ｜1日・1週間・1ヶ月経過のリスク
atoneの支払い遅れ日数ごとのリスクを以下の表にまとめました。
| 支払い遅れ日数 | リスク |
|---|---|
| 1日～ | 一時的に利用停止 |
| 1週間～ | メール・SMS・電話で督促 |
| 1ヶ月～ | 延滞事務手数料の発生 遅延損害金の発生利用 限度額の減少 |
| 2ヶ月超 | 債権回収会社や弁護士法人へ委託 法的措置・財産差し押さえリスク |
ここでは、日数ごとのリスクを詳しく解説していきます。
すでに支払い遅れが発生している人は、いま以上のリスクが大きくならないように早めに対処してください。
atoneの支払い遅れ1日のリスク
atoneでは、支払い期限を過ぎると自動的に利用制限がかかります。これは、未払いが発生した場合のリスク管理の一環として行われている措置です。
具体的には、支払い期限を1日でも過ぎると、atoneを使った新規の購入ができなくなります。
atoneの支払い遅れ1週間のリスク
支払い期限を過ぎて1週間が経過すると、atoneからの支払い督促が本格化します。
督促の手段として使用される可能性があるものは以下のとおりです。
- メール
- SMS
- 電話
atoneの支払い遅れ1ヶ月のリスク
延滞事務手数料として、毎月10日と25日に100円（税込）が加算され、最大月200円発生します。
また、支払いが1ヶ月以上遅れると、年率14.6%を日割り計算で遅延損害金が請求されます。
atoneの支払い遅れ2ヶ月超のリスク
atoneの支払いを2ヶ月以上遅延すると、法的措置のリスクが高まります。延滞期間が長引くほど、支払い負担が増えるだけでなく、弁護士法人や債権回収会社への委託、最終的には法的措置が取られる可能性があります。
atoneの支払い遅れから利用を再開する方法
支払い遅れが数日間程度であれば、未払い分を清算すれば1～2営業日後に利用が再開されることが一般的です。支払いが完了しても、即時に再開されるわけではなく、atone側での確認処理に時間がかかる場合があるため、最大2営業日程度は待つ必要があります。
【利用再開の流れ】
- atoneマイページで未払い分を確認
- コンビニ端末 / 銀行ATM（Pay-easy） などで支払いを実施
- atone側で支払いが確認されると、1～2営業日以内に利用再開
過去に長期延滞の履歴がある場合、支払いが完了してもすぐには利用再開できない場合があります。またatoneの利用自体が制限されることがあり、支払い後でも再開できないケースもあります。
atoneの支払い遅れで信用情報に傷が付く？
結論から言うと、atoneの支払い遅れが信用情報（いわゆるブラックリスト）に影響することはありません。これは、atoneの仕組みによるものです。
atoneは信用情報機関に加盟していない
クレジットカード会社やローン会社は、信用情報機関（CIC・JICC・全国銀行個人信用情報センターなど）に加盟しており、支払い遅延や未払い情報が記録されます。
しかし、atoneを運営するネットプロテクションズは信用情報機関に加盟していないため、支払い遅れが信用情報に登録されることはありません。
atoneは「ポストペイ（後払い）」であり、金融機関のローンとは異なる
クレジットカードやローンは「信用取引」に該当するため、信用情報に登録されますが、atoneは「ポストペイ（後払い）」であり、クレジット契約とは異なる仕組みになっています。そのため、信用情報機関への記録がされません。
atoneの支払い遅れ対処法
支払いが遅れると、通常利用できる「電子バーコード（スマホ決済用）」や「はがきによる請求書払い」が制限される場合があります。そのため、支払いが遅れた場合は、コンビニ端末や銀行ATM（Pay-easy）での支払いが必要になることがあります。
コンビニ端末（Loppi・Famiポートなど）で支払う方法
- atoneマイページで「お支払い受付番号」を確認
- コンビニ（ローソン・ファミリーマートなど）の端末で受付番号を入力し、支払い用紙を発行
- レジで支払いを完了
銀行ATM（Pay-easy）で支払う方法
- atoneマイページで支払いに必要な情報を確認
- 対応している銀行ATMを利用し、「Pay-easy（ペイジー）」を選択
- 表示された支払い番号を入力し、振込を実行
atoneの支払いが遅れてしまった場合、速やかに未払い分を支払うことで利用再開が可能ですが、支払い方法が制限されることや、カスタマーセンターに連絡しても期限延長や督促の停止はできないため、注意が必要です。
atoneの支払い遅れは計画的な利用と早めの対応がカギ
atoneの支払い遅れは、利用停止や延滞手数料、遅延損害金の発生、法的措置のリスクにつながります。特に、カスタマーセンターに連絡しても督促の停止や期限延長はできないため、計画的に利用することが重要です。
支払いが遅れた場合は、コンビニ端末や銀行ATM（Pay-easy）で速やかに清算し、長期の遅延を避けましょう。支払い遅れを防ぐために、リマインダーの活用やマイページでの定期確認を行い、無理のない範囲で利用することが大切です。
