LINE Payのバーチャルカードは、JCBと連携するプリペイドカードで、オンラインショッピングでの買い物やAmazonギフトカード、Suicaへのチャージなどに利用することができます。
プリペイド方式の為、残高にチャージしている分しか利用できないので、使いすぎてしまう心配がありません。
事前に残高にチャージするという手間はかかりますが、チャージ方法も7種類あり、銀行口座を登録しておくとオートチャージ機能なども利用することができます。
また、バーチャルカードの場合は、申し込みよりすぐに利用開始することができます。
通常のバーチャルカードではオンラインショッピングでのみの利用しかできませんが、LINE Payバーチャルカードの場合はQUICPayと連携して実店舗でも利用することができる点がとても便利です。
さらに、普段の買い物でLINEポイントを貯めることもできます。
今回は、LINE Payのバーチャルカードについて、利用するメリットや注意点を紹介します。
LINE Payのバーチャルカードとは?
LINE Payのバーチャルカードは、オンラインショッピングやAmazonギフトカード、Suicaへのチャージなどに利用することができるカードです。
LINE Pay残高から支払うプリペイドカード方式です。
本人認証が済んでいない場合は1回あたり10万円までしか利用できませんが、本人確認が済んでいる場合は1回あたり100万円まで利用することができます。
LINE Payバーチャルカードの利用方法は、通常のクレジットカードと同様に決済画面でカード番号やセキュリティコードなどを入力すると利用できます。
LINE Payのバーチャルカードの使い方は?
- 利用申し込みをする
- LINE Pay残高にチャージする
- LINE Payカード利用開始!
LINE Payバーチャルカードを利用するためには、申し込みや残高へのチャージなどの必要な手続きをする必要があります。
ここでは、LINE Payバーチャルカードを利用開始するまでの流れを紹介します。
1.利用申し込みをする
LINE Payのバーチャルカードを利用するためには、まずカードの申し込みを行う必要があります。
申し込み方法は、まず最初にLINEアプリの「ウォレット」タブを選択してLINE Pay画面に移動します。
LINE Payの画面より、新規登録を行い「バーチャルカードをするに発行」をタップして、名前や住所、パスコードなどの必要事項を入力すれば登録完了です。
登録が完了するとすぐに、カード番号やセキュリティコードなどが確認できます。
プラスチックカードの場合は、バーチャルカード登録後続けて手続きが必要です。
カードのデザインなどを選択してパスコードを入力すると、自宅まで1週間程度で郵送されます。
2.LINE Pay残高にチャージする
LINE Payのカードは、プリペイド式の為事前にLINE Pay残高にチャージしておく必要があります。
チャージ方法は、銀行口座を登録してチャージする方法やコンビニATMよりチャージする方法などがあります。
全部で7種類のチャージ方法があるため、自分に合ったものを選び事前にチャージしておくようにしましょう。
銀行口座を登録する場合はキャッシュカードの暗証番号や通常最終残高等の入力事項があります。
また、コンビニATMでチャージする場合は現金のみとなるため注意しておきましょう。
3.LINE Payカード利用開始!
LINE Payバーチャルカードの申し込みが完了し、残高に十分なお金がチャージされていることが確認出来たら、LINE Payバーチャルカードの利用が開始できます。
バーチャルカードの為実店舗での買い物には利用できませんが、QUICPayと連携すれば実店舗でも利用できるので検討の価値ありです。
LINE Payバーチャルカードは、JCBカードに対応するオンラインショッピングでのみ利用可能です。
また、リボ払いなどの分割払いは不可で、支払い回数は1回のみとなります。
LINE Payのバーチャルカードを利用するメリット
- チャージ方法が多い
- Amazonギフト券やSuicaにチャージできる
- LINEポイントが貯まる
LINE Payのバーチャルカードは他のバーチャルカードと違い、オンラインショッピングの利用のみではなく、Amazonギフト券やSuicaへのチャージなどに利用することもできます。
ここでは、LINE Payのバーチャルカードを利用するメリットを3つ紹介します。
1.チャージ方法が多い
LINE Payのバーチャルカードは、利用分がLINE Payの残高から引かれるため事前に残高にお金をチャージしておく必要があります。
チャージ方法は以下の7種類あります。
- 銀行口座
- セブン銀行ATM
- LINE Payカード
- Famiポート
- QRコード/バーコード
- 東急線券売機
- オートチャージ
コンビニでチャージする場合は、セブンイレブンやローソン、ファミリーマートで可能です。
プリペイドカードの為、残高をチャージする手間がかかり面倒に感じてしまうかもしれませんが、オートチャージ機能を選択しておくと残高不足などのトラブルを防ぐことができます。
オートチャージ機能の設定をするためには、LINE Payメインメニューの「チャージ」からオートチャージをオンにしましょう。
2.Amazonギフト券やSuicaにチャージできる
バーチャルカードの基本的な利用方法は、オンラインショッピングでの利用が多いですが、LINE Payのバーチャルカードの場合は、Amazonギフト券やSuicaにチャージすることができます。
また、QUICPayも利用することができるため、通常のバーチャルカードと比べて幅広く活用でき便利です。
Amazonギフト券を利用する場合は、Amazonのショッピングアプリよりクレジットカード情報を登録しておくといつでも利用できます。
Suicaの場合も同様に、モバイルSuicaアプリをダウンロードしてカード情報を登録しましょう。
QUICPayでカード情報を登録すると、オンラインショッピングのみに限らず実店舗でも利用できるようになります。
ただし、QUICPayを利用するためには、「Android OS 5.0以上」「最新のGoogle Payアプリ」「おサイフケータイアプリ6.1.5以上」の端末が必要となりますので、事前に確認しておくようにしましょう。
3.LINEポイントが貯まる
LINE Payバーチャルカードを利用して買い物をすると、LINEポイントが付与されます。
また、貯めたLINEポイントを支払いに利用することもできます。
LINEポイントの利用方法は、LINE内のスタンプや着せ替えを買ったり、友達へギフトを送るのに使ったり、LINE マンガを購入したりとさまざまです。
LINEをよく利用する人は、LINE Payをたくさん使ってポイントを貯めてみましょう。
LINE Payのバーチャルカードを利用する上での注意点
- バーチャルカードはアカウント一つにつき1枚のみ
- 事前に残高にチャージする手間がかかる
- 利用金額には上限がある
LINE Payのバーチャルカードを利用する際には、いくつかの注意点があります。
トラブルを防ぐためにも、以下の3点を確認しておくようにしましょう。
1.バーチャルカードはアカウント一つにつき1枚のみ
LINE Payのバーチャルカードは、LINEアカウント一つにつき1枚しか発行することができません。
2枚以上のバーチャルカードを発行することができないため注意しておきましょう。
また、一定期間内に何度もカードの解約を繰り返している場合も利用を制限される場合があります。
LINE Payアプリよりカードの利用を一時停止したり解約する手続きは簡単に行えますが、バーチャルカードを解約するとプラスチックカードも利用できなくなります。
バーチャルカードとプラスチックカードは同じカード情報を使用しているため、どちらか一方の利用を停止したり解約すると両方とも利用できなくなる点を忘れないようにしましょう。
2.事前に残高にチャージする手間がかかる
LINE Payのバーチャルカードはプリペイド方式の為、事前にチャージをする必要があります。
確認不足だと、支払いの際に残高が足りないなどのトラブルが発生してしまう可能性もあります。
LINE Pay残高へのチャージ方法は7種類と多いですが、コンビニATMに行く場合は少し面倒に感じてしまうでしょう。
最初は手間がかかりますが、銀行口座を登録しておくと次回からオートチャージで手間を省くことができます。
ぜひオートチャージ機能を利用してみてください。
3.利用金額には上限がある
LINE Payのバーチャルカードの利用上限は、本人確認が済んでいる場合と済んでいない場合で異なります。
本人確認が済んでいない場合は、上限額が低く設定されてしまいますが、本人確認を済ませると上限額がアップします。
上限額を超えての利用はできないため、事前に確認しておくようにしましょう。
まとめ
LINE Payのバーチャルカードは、オンラインショッピングやAmazonギフトカード、Suicaへのチャージなどに利用できるプリペイドカードです。
通常のバーチャルカードはオンラインショッピングでしか利用できませんが、LINE PayのバーチャルカードはQUICPayと連携させることによって実店舗でも利用できる便利なカードです。
ただし、利用する際は利用上限額が設定されている点や事前に残高にチャージする必要がある点に注意しておきましょう。