手持ちのお金がなくても買い物を楽しむことができる、便利な後払い決済アプリが注目を集めています。後払い決済アプリは、オンラインショップのみの利用にとどまらず、実店舗でも利用できるアプリがあり、サービス内容もさまざまです。
クレジットカードのような厳しい審査がなく、独自の審査を行っているアプリも多く、学生や審査に通りづらい人も後払いアプリを利用している人が増えています。
申込条件、手数料や利用限度額などを事前に確認して、あなたにぴったりの後払いアプリを探してください。この記事では、実店舗で利用できるおすすめの「後払いアプリ」を厳選してお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。
実店舗で利用できる後払いアプリの3つの選び方
実店舗で利用できる後払いアプリを選ぶ際には、申込条件や対応している店舗を事前に確認するなど、重要な3つのポイントがあります。
1.申込条件と対応店舗
実店舗で利用する後払いアプリを選ぶ場合は、申込条件と対応店舗を事前に確認しましょう。
そもそも申込条件をクリアしていない場合は、利用することができません。
アプリによってはメールアドレスと携帯電話番号だけで利用できる場合がありますが、年齢制限や未成年の場合は親権者の同意が必要となる場合があります。
後払いアプリは、オンラインショップのみでしか利用できない場合がありますので、実店舗で利用ができるか、さらには利用したい店舗で決済できるかなど事前に確認が必要です。
2.手数料
後払いアプリは、手数料が掛かる場合があります。事前にチャージして利用する場合は、チャージの際に都度手数料が発生します。少額からチャージすることができ便利ですが、チャージ金額により手数料は変動します。さらには翌月の支払いの際、支払い手数料が発生する場合があります。支払い手数料は、数百円程度のため少額に感じるかもしれませんが、頻繁に利用することで大きな負担となっていきます。
アプリによっては「口座引落」で支払いをすると手数料が無料になることがありますので、積極的に活用しましょう。
3.利用限度額
利用限度額はアプリによってさまざまです。後払いアプリは、クレジットカードに比べて利用限度額は低くなっており、審査方法や本人確認の有無、利用実績などで利用限度額が変動することがあります。
本人確認不要で、簡単な登録情報のみで申し込み可能な後払いアプリもありますが、利用開始時は数千円程度しか利用することができない場合もあります。
そもそも利用限度額が通知されていなかったり、審査次第では希望する利用限度額を確保できない場合があります。
購入したい商品がすでに決まっている場合などは、まずは利用限度額を確認してから申し込みを検討しましょう。
実店舗で利用できるおすすめの後払いアプリ4選
ここからは、実店舗で利用できるおすすめの「後払いアプリ」を厳選してお届けします。それぞれの特徴をピックアップしてさらに詳しく解説しますので、あなたにあった最適のアプリをみつける参考にしてください。
⒈PayPayクレジット(PayPayあと払い)【お得なPayPayポイント】
- 年会費、手数料無料
- お得にポイントが貯まる
- 本人確認完了すると最大50万円、未完了の場合でも10万円の利用上限額
PayPayあと払いは、2023年8月より「PayPayクレジット」へ表記を変更しました。年会費や手数料は無料で利用することが可能です。PayPayクレジットを利用して支払いをすると、利用金額200円(税込)ごとに1%還元となり、200円以上を30回以上決済かつ10万円以上の支払いをすると、最大1.5%還元となります。公共料金の支払いも対象となりますので、生活費などにも利用すると、どんどんポイントが貯まっていきます。本人確認を行うと、利用限度額は最大50万円、本人確認が未完了の場合でも最大10万円までとなりますので、高額な利用限度額を希望している人は、PayPayクレジットがおすすめです。
2.メルペイスマート払い【メルカリの売上金で支払うことができる】
- メルカリアプリから簡単申し込み
- iD決済とメルペイコード決済に対応しているお店で利用することができる
- お得なクーポンが充実している
メルペイスマート払いは、メルカリのアプリから申し込みが可能です。利用条件は20才から70才までとなり、本人確認と銀行口座の登録が必要となります。メルカリやメルペイの利用実績や支払い状況により、利用限度額が変動しますので、メルカリとメルペイをよく利用する人には、おすすめの後払いアプリと言えます。「iD決済」と「メルペイコード決済」に対応している全国170万か所以上の店舗で利用することができ、コンビニやドラッグストアなど、身近なお店で利用できるお得なクーポンが充実しています。日常の買い物はもちろん、カフェやレストラン、旅行先のホテルなどさまざまなシーンで活躍します。
3.ペイディリアルカード【発行手数料、年会費無料のリアルカード】
- 支払い方法が豊富
- ナンバーレスのカードで安心安全
- 世界中のVisa加盟店で利用可能
ペイディのリアルカードを発行すると、Visaに加盟している世界中の実店舗で利用が可能になります。発行手数料や年会費は無料で、クレジットカードと同じように使うことができます。
支払い方法は、「コンビニ払い」「銀行振込」「口座振替」の中から選ぶことが可能となっており、「口座振替」で支払うと手数料が掛かりません。
ペイディリアルカードはカード番号や、署名欄の記載がないため、カード情報を盗み見されたり、紛失や盗難などで不正利用にあうリスクを低減できますし、アプリから簡単にカードの一時停止を行うことができます。
4.ファミペイ翌月払い【ファミペイボーナス最大1.0%還元】
- 18才以上の学生や主婦・主婦も申し込み可能
- 公共料金の支払いにも使える(一部対象外あり)
- 最大6ヵ月先に繰延できる「スキップ払い」、最大12回に分割する「分割払い」もあり
ファミペイは、バーコードやQR支払いができるファミペイの加盟店や、全国205万か所以上あるQUICPayの加盟店でも利用することが可能です。利用には審査がありますが、学生や主婦・主夫も申し込みができます。公共料金や各種支払いができ、ファミペイボーナスがお得に貯まるのも魅力的なポイントです。支払いは、ファミリーマートまたは口座引落で可能ですが、口座引落の場合は支払い手数料の負担がありません。
ファミペイ翌月払いは、最大6ヵ月先まで繰延できる「スキップ払い」や、最大12回まで分割することができる「分割払い」などもあるため、生活に合わせて毎月の支払いをコントロールすることができます。
迷ったらこの後払いアプリ!Kyashイマすぐ入金【簡単申し込み】
- 本人確認不要で申し込み可能
- Visa、QUICPay+加盟店で利用可能
- プリペイド式のため使い過ぎの防止ができる
Kyashは、氏名・メールアドレス・携帯電話番号だけで簡単申し込みが可能で、本人確認も不要です。Visa加盟店、またQUICPay+に加盟する7,000店舗以上で利用することができます。
後払いアプリは、クレジットカードに比べて審査が厳しくなく、気軽に利用できるため使い過ぎるリスクがあります。Kyashも気軽に申し込みができますが、プリペイド式のため、事前にチャージする必要があります。チャージ可能金額は3千円から5万円となっており、利用分だけチャージすることで使い過ぎを防止することができます。
実店舗で使える後払いアプリまとめ
実店舗で利用できるおすすめの「後払いアプリ」と選び方のポイントを解説しました。
各アプリには、それぞれの特色とメリットがあり、自分のライフスタイルやニーズに合わせて選ぶことが重要です。後払いアプリを選ぶ時は、手数料の有無、利用可能店舗の確認や、希望する利用限度額が設定されているか事前にチェックしましょう。また後払いアプリは、使い過ぎる心配があるため、予算設定機能などをうまく活用して、計画的に利用しましょう。
また今回紹介したアプリは全て信頼性と利便性に優れています。自分の生活スタイルに最適な後払いアプリを選ぶことで、快適なお買い物が可能になりますので、ぜひ参考にしてください。