
ファミペイは、ファミリーマートが提供する決済機能付きの公式アプリです。
ファミリーマートだけでなく、さまざまな店舗やオンラインサービスでの支払い方法として利用できます。
しかし、利用するシーンによって支払い方法が異なるため、「ファミペイでどうやって支払うのか分からない」という方も多いでしょう。
そこで本記事では、ファミペイを実店舗・ネット・請求書・メルカリで利用する際の支払い方法を紹介します。
ファミペイの後払いサービス「ファミペイ翌月払い」の設定方法も解説するので、ぜひチェックしてみてください。
【実店舗】ファミペイの4つの支払い方法
実店舗でファミペイを利用する際の支払い方法を紹介します。
- ファミマで支払う
- ファミマ以外の街のお店で支払う
- コード読み取りで支払う
- スマホのタッチ決済で支払う
実店舗では、上記4つの支払い方法が基本です。
ファミリーマートで支払う
ファミリーマートでは、以下の手順で支払います。
- ホーム画面上部にあるバーコードを店員に読み取ってもらう
- 決済完了
なお、バーコードを表示してから5分経過すると、不正利用防止によってバーコードが使用できなくなります。
ファミリーマート以外の街のお店で支払う
ファミリーマート以外のお店で支払う場合、手順は以下の通りです。
- ホーム画面で左にスワイプし「ファミリーマート以外のお店で支払う」を選択
- バーコードを選択
- 表示されているバーコードを店員に読み取ってもらう
- 決済完了
ファミリーマートで支払う場合と同様、バーコードには5分間の有効期限があります。
二次元コード読み取りで支払う
ファミリーマート以外のお店では、店舗に設置されている二次元コードを読み取っての支払いも可能です。
- ホーム画面で左にスワイプし「ファミリーマート以外のお店で支払う」を選択
- バーコードを選択
- 画面下部の「読み取る」をタップ
- 店舗に設置されているQRコードを読み取る
- QRコードを読み取り後に金額を入力して「決済する」をタップ
- 決済完了
決済金額の入力を間違えないように注意しましょう。
スマホのタッチ決済で支払う
ファミリーマート以外のお店で支払う場合、スマホのタッチ決済も利用できます。
iPhoneとAndroidで支払い方法が異なるので、お手持ちのスマホに合わせて支払いましょう。
【Apple Payの場合】
- スマホのウォレットアプリを起動
- 「ファミペイ バーチャルカード」をメインカードに設定
- スマホのサイドボタンまたはホームボタンをダブルクリック
- Face IDまたはTouch IDで認証
- 「QUICPay」または「JCBのタッチ決済」で支払うと店員に伝える
- お店の決済用端末にスマホをかざす
- 決済完了
【Google Payの場合】
- Google ウォレットを起動
- 「ファミペイ バーチャルカード」を「QUICPayのメインカード」に設定
- 「QUICPay」で支払うと店員に伝える
- お店の決済用端末にスマホをかざす
- 決済完了
スマホのタッチ決済で支払う場合は、事前にファミペイアプリから「ファミペイ バーチャルカード」を登録しておきましょう。
【ネット】ファミペイの2つの支払い方法
ネットでファミペイを利用する際の支払い方法を解説します。
ネットでの支払い方法は、FamiPayオンライン決済とバーチャルカード決済の2種類です。
FamiPayオンライン決済で支払う
FamiPayオンライン決済の支払い方法は、以下の通りです。
- 決済方法にファミペイを選択
- ファミペイに登録している電話番号・パスワードを入力
- ファミペイ暗証番号を入力
- 決済完了
ファミペイ暗証番号を忘れた場合は、SMS認証または専用ダイヤル(自動音声応答システム)による手続きが必要です。
ファミペイバーチャルカードで支払う
ファミペイバーチャルカードでの支払いは、以下の通りです。
- ファミペイアプリの「サービス」をタップ
- 「バーチャルカード」をタップ
- 「カード情報」タブをタップしカード番号をコピー
- JCB加盟店でカード情報を入力
- 決済完了
カード情報を把握している方は、1〜3までの手順はスキップしましょう。
【請求書・払込票】ファミペイで支払う方法
ファミペイでは、公共料金などの請求書・払込票を支払うことも可能です。
FamiPay請求書支払いと地方税統一QR(eL-QR)の2種類の支払い方法があります。
なお、一部ファミペイでは支払いできない請求書・払込票があるので、あらかじめファミペイに対応しているか確認しておきましょう。
FamiPay請求書支払い
請求書にバーコードのみが記載されている場合は、以下の手順で支払います。
- ファミペイアプリの「サービス」をタップ
- 「FamiPay請求書支払い」をタップし「FamiPay請求書支払い」を選択
- 「請求書払い」をタップ
- FamiPay暗証番号を入力
- スマホのカメラが起動するので請求書のバーコードを読み取る
- 請求書の内容を確認し「OK」をタップ
- 全ての請求書を読み取ったら「スキャン完了」をタップ
- 支払い内容・合計金額を確認し「支払いする」をタップ
- 決済完了
FamiPay請求書支払いでは、領収書や公的な証明書は発行できません。
領収書や公的な証明書が必要な場合は、ファミリーマート店舗で支払う必要があります。
地方税統一QR(eL-QR)
地方税統一QRコード(eL-QR)が記載されている請求書は、以下の手順で支払います。
- ファミペイアプリの「サービス」をタップ
- 「FamiPay請求書支払い」をタップし「地方税統一QR(eL-QR)」を選択
- 「利用規約を確認して二次元コードを読み取る」をタップ
- FamiPay暗証番号を入力
- スマホのカメラが起動するので請求書のQRコードを読み取る
- 請求書の内容を確認し「納付する」をタップ
- 決済完了
バーコード読み取りの支払いと同様、領収書などは発行されません。
ファミペイでメルカリの代金を支払う方法
ファミペイは、メルカリでの購入代金の支払いにも利用可能です。
- 「購入手続き」画面の支払い方法で「FamiPay」を選択
- 「購入する」をタップ
- ファミペイのログイン画面に移動するので電話番号・パスワードを入力
- 決済完了
メルカリでは、手数料無料で1回の会計につき10万円までファミペイで支払いができます。
また、メルカリポイント・dポイント・メルペイ残高やクーポンとの併用も可能です。
チャージ不要のファミペイ翌月払いの設定方法
ファミペイ翌月払いとは、毎月1日〜27日までの利用金額を翌月27日までに支払う後払いサービスです。
ファミペイ翌月払いの設定手順は、以下の通りです。
- ファミペイアプリの「サービス」をタップ
- 「ファミペイ翌月払い」を選択
- ファミペイ暗証番号を入力
- 「申し込む」をタップ
- 本人情報などを入力し「申し込む」をタップ
- 審査結果が届いたら「URLを開く」から本人確認
- 申し込み完了
ファミペイ翌月払いには所定の審査があるため、審査によってサービスを利用できない場合があります。
また、「ファミペイ翌月払い」のアイコンがグレーになっている方や18歳未満の方は、申し込みできません。
ファミペイ翌月払いの自動リボ/分割払い/スキップ払い
ファミペイ翌月払いでは、自動リボ・分割・スキップ払いに支払い方法を設定できます。
支払い方法 | 手数料 | 支払日 |
---|---|---|
自動リボ | 年率18.0% | 毎月27日~ |
分割払い | 年率18.0% | 毎月27日~ |
スキップ払い | 年率18.0% | 毎月27日~ |
それぞれ、設定方法を解説します。
自動リボ
自動リボの設定方法は、以下の通りです。
- ファミペイアプリの「サービス」をタップ
- 「ファミペイ翌月払い」を選択
- 「自動リボを利用する」をオン
自動リボは、前月27日〜当月26日までの設定で、当月27日の支払い分から適用されます。
分割払い
分割払いの設定方法は、以下の通りです。
- ファミペイアプリの「サービス」をタップ
- 「ファミペイ翌月払い」を選択
- 支払の調整にある「分割」タブより支払回数を選択し「設定する」をタップ
分割払いは、1か月の翌月払いを利用した金額が1万円以上の場合でのみ設定できます。
スキップ払い
スキップ払いの設定方法は、以下の通りです。
- ファミペイアプリの「サービス」をタップ
- 「ファミペイ翌月払い」を選択
- 支払の調整にある「スキップ」タブより支払月を選択し「設定する」をタップ
スキップ払いは、1か月の翌月払いを利用した金額が5,000円以上の場合でのみ設定できます。
なお、現在スキップできる月は最大で3か月までです。
ファミペイ(実店舗・ネット・請求書・メルカリ)の支払い方法は簡単!翌月払いは便利だが手数料に注意
ファミペイは、スマホひとつで実店舗や公共料金、メルカリなどで簡単に決済できる便利な支払い方法です。
事前にチャージしての利用が基本ですが、翌月払いの後払いサービスもあります。
チャージ不要で手元にお金が無くてもファミペイを利用できるため、高額なお買い物や公共料金の支払いなどに便利です。
しかし、翌月払いは口座引落であれば手数料無料ですが、ファミマ支払いや自動リボ・分割・スキップ払いは手数料が発生するので注意しましょう。