後払いは便利な機能ですが、使用するアプリを選ぶ際や使用方法には注意が必要です。
手数料が余計にかかってしまったり、使おうとしたお店で使えなかったりさまざまなトラブルの原因にもなるので気を付けましょう。
以下、選ぶ際の注意点や選び方、おすすめのアプリを紹介します。
後払いで10万円使えるアプリの選び方
- アプリの使いやすさ、自分に合った使い方ができるもの
- 実店舗向けか通販向けか
- 手数料の安さ
1.アプリの使いやすさ、自分に合った使い方ができるもの
後払いアプリには、非チャージタイプ、チャージタイプ、キャリア決済などタイプがあります。
非チャージタイプは事前チャージが不要なため、利用の際の手続きを少なくしたい人にお勧めです。
使用した分は後日まとめて支払いができるので、クレジットカードのような感覚で使いたい人にも向いています。
チャージタイプは、後払いを利用する際の使い過ぎが心配な人にお勧めです。
上限の範囲内で、後払いの金額を自分でチャージして決めることができます。
キャリア決済は後払いの支払いと携帯電話の料金を合わせて払いたい人におすすめです。
支払日がばらばらになることなくわかりやすいので、入金漏れのリスクを少なくすることができます。
後払いアプリを選ぶ際は、自分に合った使い方ができるアプリを選ぶことが大切です。
2.実店舗向けか通販向けか
後払いアプリは、アプリによって加盟店舗が異なります。
ネットショッピングで主に利用したい人は、AmazonやDMM com、オンライン総合ショッピングモールのQoo10などのネットで後払いに対応しているアプリを使用しましょう。
また、実店舗で主に利用したい人は、各種コンビニやスーパー、ドラックストアや家電量販店など自分がよく利用する店に対応しているアプリをチェックして使用しましょう。
3.手数料の安さ
後払いを頻繁に使用する人は、手数料が少ないものを選ぶことがおすすめです。
手数料は利用金額によって異なる場合も多いので、自分がよく使う金額あたりの手数料をチェックして選びましょう。
また、支払い方法によっても手数料が余計にかかってしまう場合もあります。
返済方法もできる限り手数料のかからない方法を選ぶことで余計な出費を抑えることができます。
後払いで10万円使えるおすすめのアプリ5選
- PayPay
- Paidy(ペイディ)
- メルペイ
- atone
- ナッジ
後払いで10万円使えるおすすめのアプリ、サービスを紹介します。それぞれメリット、デメリットがあるので自分に合ったサービスを探し利用しましょう。
1.PayPay
PayPayは日本で最も使用されているスマホ決済サービスです。
そのため対応可能な商品や店舗が多く、使いやすいサービスです。
また、友達や家族に残高を送金、受け取りしたり、割り勘で支払う機能もあります。
PayPay後払いとは、PayPayアプリで決済した代金をPayPayカードで翌月末に支払うことです。
事前にPayPay残高へチャージすることなく支払いができ、支払った代金はPayPayカードの利用料金と一緒に口座から引き落としされます。
つまり、後払いを利用するにはPayPayカードというクレジットカードが必要です。
翌月1回払いの場合は手数料無料ですが、分割払いやリボ払いの場合は別途手数料がかかります。限度額は最大50万円です。
また、PayPay後払いの利用でポイント還元率が上がるので、便利なだけでなくお得に買い物できます。
2.Paidy(ペイディ)
ペイディは電話番号とメールアドレスだけで利用でき、事前登録やクレジットカードが不要な後払いアプリです。
限度額はユーザーの利用状況によって変わりますが、利用状況によっては限度額が10万円以上の場合もあります。
決済と支払いを繰り返して実績を積むことによって、限度額が上がることが多いです。
ペイディでは、3回後払いや超後払いが利用できます、3回後払いとは、3回の分割払いを手数料無料で利用できるサービスです。
超後払いはショップリスト限定の支払い方法で、支払いを手数料無料で3か月後に伸ばせるサービスです。
3.メルペイ
メルペイとはフリマアプリの「メルカリ」が提供しているスマホ決済サービスです。
現金チャージだけではなく、メルカリで売り上げたお金をチャージして使うこともできます。
ほかにも、チャージしたメルペイ残高やメルカリの売上金を1円から手数料無料で友達や家族に送る、受け取ることもできます。
メルペイの限度額は最大30万円です。口座引き落としやメルペイ残高払いにすることで手数料無料で使用することができます。
メルペイスマート払いでは、翌月末までの好きなタイミングで決済できます。
また、毎月払う金額を最低1000円から設定できる定額払いもあり、月々の支払いを低く設定することもできる便利なサービスです。
4.atone
atoneは事前に氏名やメールアドレス、電話番号などを登録して、商品購入時に登録したメールアドレスと電話番号を入力するだけで利用できるサービスです。
購入した商品ごとに審査が行われます。利用限度額は利用状況に応じて変動しますが、50000円を基準として設定されています。
口座振替での支払いでは手数料がかからないのですが、その他、コンビニ決済などで支払う場合は別途手数料がかかります。
支払い方法によって、支払期日も異なるので注意が必要です。
5.ナッジ
ナッジはクレジットカードですが、アプリから申し込める簡単な審査が評判のサービスです。
カードを利用した後の返済期間は設けられておらず、最短でカード決済の翌日からいつでも返済が可能です。
カード利用の翌月末までは利息はかからないのですが、翌月末を過ぎると1日ごとに2000円につき1円返済の利息が発生します。利用限度額は最大10万円です。
返済方法はセブン銀行ATMか銀行振込を選択できます。
また、ナッジではクレジットカードの利用金額に応じて特典がもらえるのが大きな特徴です。
特典とは、カード申し込み時に選択した好みのクラブに関連した画像や動画・音声データなどです。
後払いで10万円使えるアプリでまよったら!(PayPay)がおすすめ
- 利用できる商品や店舗が多い
- リアルカードも発行できクレジットカード代わりとして使える
- 最大1.5%という高いポイント還元率
PayPayは日本で最も使用されているスマホ決済サービスのため、対応可能な商品や店舗が他のサービスと比べて多いことが特徴です。
また、後払いの利用に関してはPayPayカードというクレジットカードの作成が必要となりますが、リアルカードを発行することもできます。
リアルカードを発行すると普通のクレジットカードとしても利用できます。
他にも、PayPay後払いを利用すると通常より高い還元率でポイントが還元されます。
通常のPayPay払いでの還元率が0.5%で、後払いになると1.0%上乗せされます。
そのため頻繁にPayPayを利用する人であれば、後払いの方がお得です。
後払いの支払い方法は1回払いかリボ払いの2通りありますが、リボ払いの場合は毎月の支払金額を一定金額にできる分手数料がかかります。
そのため1回払いで手数料のかからない支払い方法をメインで使っていくほうがおすすめです。
まとめ
後払いが利用できるアプリやサービスは多くおりますが、その分選ぶ際は注意が必要です。上記で述べたように、アプリの使いやすさ、実店舗向けか通販向けなのか、手数料の安さ、上限金額などの点を把握しておきましょう。
支払期日がなくてゆっくりと返済したい方にはナッジがおすすめです。
後払いで高額のものを購入したり、たくさん商品を購入したい場合は、上限金額が高いPayPayやペイディがおすすめです。
手数料無料で支払いをしたい場合は、上記で紹介した5つのアプリすべて手数料がかかりません。しかし、返済方法によって手数料がかかってくる場合もあるので事前にチェックしましょう。
PayPayは利用できる店舗が多かったり還元率が高い点で一番お勧めします。
すべてのアプリやサービスもメリット、デメリットとあるので、それを知ったうえで自分に合ったものを選択して使うと便利に安全に利用していくことができます。