「ペイディとは?どんな決済方法なの?」
「ペイディのメリットは?」
「事前に使い方を知っておきたい」
ペイディの利用を検討している方のなかには、上記のような悩みを抱えているかもしれません。
そこで今回はペイディの特徴やメリット、使い方を詳しく解説します。
ペイディとは
ペイディは株式会社Paidyが提供する決済方法で、購入代金の支払いを翌月にまとめて支払えます。
クレジットカードの登録不要で、分割払いも選べるため、クレジットカードを保有していない方でも気軽に買い物を楽しめます。
基本的にはネットショップにのみ利用でき、実店舗では利用できません。
しかし、リアルカードを発行すれば、VISAの加盟店で利用できます。
ペイディの限度額
ペイディの限度額は、申し込みの都度変わります。
また、ペイディプラスでは利用上限金額が表示されていない場合、申し込みの都度変わります。
利用状況によって限度額は異なるため、「ご利用上限額確認」画面で確認してみましょう。
ペイディの手数料
ペイディを利用する際、決済毎の手数料は発生しません。
しかし、請求金額の支払い方法によって、手数料がかかります。
- 口座振替:無料
- 銀行振込:金融機関によって振込手数料が異なる
- コンビニ払い(一括払い):330円(税込)
- コンビニ払い(分割払い):109〜371円(税込)
当月の請求にペイディショッピングクレジットの分割払いや、超あと払いが含まれる場合は手数料はかかりません。
ペイディのメリット
ペイディのメリットは以下の通りです。
- 分割払いに対応している
- メールアドレスと電話番号だけで利用できる
- 予算設定機能で使いすぎを防止できる
- ペイディを使える店が豊富
- セキュリティ体制がしっかりしているから安心安全
それぞれ詳しく解説します。
分割払いに対応している
ペイディプラスにアップグレードすることで、3・6・12回あと払いが利用できます。
アップグレードは無料で、アプリのインストールと本人確認を行うだけです。
使い方は支払い画面、または購入後にペイディアプリで「3・6・12回あと払い」に変更するだけです。
選択できる支払い回数はお店によって異なるため、ペイディ公式サイトで確認しておきましょう。
メールアドレスと電話番号だけで利用できる
ペイディは事前登録が不要です。
メールアドレスと電話番号を入力し、SMSで届いた認証コードを入力するだけで手続きが完了します。
ペイディはメールアドレスと電話番号さえあれば利用できるため、クレジットカードを保有していない方でも買い物を楽しめます。
予算設定機能で使いすぎを防止できる
ペイディには予算設定機能があり、毎月の利用上限金額が設定できて予算を超えると通知が届きます。
予算を設定する方法は以下の通りです。
- ペイディアプリを開いて「アカウント」をクリック
- 「最大ご利用可能枠・予算設定」をクリック
- 「予算設定」で予算を設定して「予算を設定する」をクリック
予算を設定することで、後払い決済のデメリットである使いすぎを防止できます。
ペイディを使える店が豊富
ペイディは使える店が豊富です。
70万店舗以上で利用できるため、いつも買い物している店舗でもペイディを利用できるでしょう。
なかでも人気のお店は以下の通りです。
- Amazon
- SHEIN
- Rakuten Rakuma
- Qoo10
- BUYMA
- SHOPLIST.com
- DMM.com
- PREMIUM BANDAI
- アソビュー
- 17LIVE
- MORECONTACT
- ビックカメラ
そのほかの使える店が知りたい方はペイディアプリを確認しましょう。
セキュリティ体制がしっかりしているから安心安全
ペイディはセキュリティ体制がしっかりしているため、安心して利用できます。
2020年初頭にフリマサイトでペイディを悪用した売上金詐欺が発生しました。
当時は不安の声もありましたが、現在はセキュリティが強化され、24時間体制で全決済を監視しています。
また、本人確認の徹底により、情報漏洩やなりすまし防止に努めているのです。
ペイディの支払い方法と使い方
ここからはペイディの支払い方法と使い方について解説します。
ペイディの支払い方法
ペイディの支払い方法は以下の通りです。
- 口座振替
- 銀行振込
- コンビニ払い
利用確定日の翌月1日13時までに請求金額が確定し、アプリやWebサイトのマイペイディに反映されます。
請求の案内が利用確定日の翌月1日から3日の間にメールとSMSで届きます。
記載された支払い方法の案内に従って10日までにコンビニや銀行振込で支払いましょう。
また、口座振替の場合は1日〜3日の間に請求金額と引き落とし日がメールで届き、請求金額が自動で引き落とされます。
ペイディの使い方
ペイディの使い方は以下の通りです。
- 商品選択後の支払い方法でペイディを選択し、メールアドレスと電話番号を入力
- SMSに届いた4桁の認証コードを入力
- 翌月1日〜3日の間にメールとSMSで請求金額が届く
- 得月10日までにコンビニ払いや口座振替、銀行振込で支払う
お店でペイディを利用する前にアプリのインストールや登録、初期設定を済ませておきましょう。
ペイディの注意点
ペイディの注意点は以下の通りです。
- ポイント還元やキャッシュバックがない
- 与信審査に通過しないと利用できない
- 支払い遅れがあると遅延損害金が発生する
それぞれ詳しく解説します。
ポイント還元やキャッシュバックがない
ペイディはいくら利用してもポイント還元はなく、またキャッシュバックもありません。
そのため、お得さをクレジットカードや電子マネーでの支払いと比べると、劣ってしまうでしょう。
クレジットカードや電子マネーは利用すればするほどポイントが貯まります。
また、ポイントを買い物に使うこともできるため、利用するたびに少額のキャッシュバックが受けられます。
ペイディはクレジットカードのような入力作業はなく、電子マネーのようなチャージの必要もないため、利便性に優れていることが特徴です。
お得感を重視したい場合は特典付きのクレジットカードや電子マネー、利便性を重視したい場合はペイディがおすすめです。
与信審査に通過しないと利用できない
ペイディでは返済能力をはじめとする信用度の審査を行うため、決済ごとの与信審査があります。
与信審査の結果次第では、ペイディを利用できないため、注意が必要です。
支払い遅れがあると遅延損害金が発生する
ペイディは便利なサービスですが、支払い遅れがあった場合には遅延損害金が発生してしまいます。
遅延損害金は、支払い期日の翌月から支払いが完了するまで年率14.6%発生します。
それだけではなく、支払い遅れが数ヶ月続いた場合には法的処置が取られ、裁判にまで発展する可能性もあります。
また、ブラックリストに入れられてしまい、ペイディの利用に支障が出てしまうでしょう。
さらに、一定期間は新たにクレジットカードの作成やローンの契約も難しくなります。
重要な金融事故とされる期間は2〜3ヶ月の遅れなため、2ヶ月以上は遅れないように支払いましょう。
ペイディのまとめ
今回はペイディについて解説しました。
ペイディはメールアドレスと電話番号があれば利用できる決済方法です。
70万を超えるショップで利用でき、分割払いにも対応しています。
後払いのデメリットである使いすぎ防止の機能も備わっていることもペイディの魅力です。
ただし、支払い遅れがあった場合には重大なペナルティが発生するため、注意してください。
今回紹介したことを参考に、計画的にペイディを利用して普段の買い物を便利で楽しいものにしましょう。