PayPay残高カードの発行方法と使い方|作れない・使えない時の対処法も解説

PayPay残高カードは、審査不要・年会費無料で発行でき、VISAが使えるネットサービスでPayPay残高やポイントを使って支払いができるバーチャルカードです。

これまでPayPayに対応していなかったAmazonや楽天などの人気サイトでも、PayPay残高カードを使って支払いが可能になります。

一方で、「どうやって作るの?」「使えないサイトもあるって聞いたけど?」といった疑問を感じる方もいるかもしれません。

この記事では、そんな疑問をお持ちの方に向けて、この記事ではPayPay残高カードの基本的な仕組みから発行方法、メリット・デメリット、よくあるトラブルの解決法まで分かりやすく解説します。

PayPayアプリでオンライン決済をより安全・便利にしたい方は、ぜひ参考にしてください。

お金を借りると言えば、CMでもよく流れている「カードローン」ですが、カードローンに手を出したくないという人は多いです。

もし、信用情報機関に信用情報が登録されるのを避けたい、信用情報にキズが付くことを心配しているのであれば、郵送物なしのクレジットカード現金化の利用がおすすめです。

クレジットカード現金化は、カードのショッピング枠を利用するので通常の買い物と同等の扱いになり、信用情報に一切キズは付きません。

即日現金を調達することも可能なので、一時的な現金不足に困った際はカードローンだけでなく、クレジットカード現金化も検討してみるといいでしょう。

【基本情報】PayPay残高カードとは

PayPay残高カードとは、PayPayアプリ内で発行できるVisaブランドのバーチャルカードのことです。

従来のクレジットカードと異なり、PayPay残高やPayPayポイントから直接支払いが行われるため、後から請求書が届く心配はありません。

Visa加盟店のオンラインショップで幅広く利用できます。

項目 内容
発行手数料 無料
年会費 無料
審査 不要
利用可能年齢 PayPayアカウント保有者
対応ブランド Visa
利用場所 オンラインのみ
発行時間 最短30秒

PayPay残高カードを発行する方法

PayPay残高カードの発行には事前の本人確認が必要です。

本人確認が完了すれば、発行までの手続きは最短30秒で完了します。

  1. 本人確認(eKYC)を完了する
  2. PayPayアプリのホーム画面から手続きする
  3. カード情報を確認・コピーする

各手順を詳しく解説していきます。

本人確認(eKYC)を完了する

PayPay残高カードの発行には、マイナンバーカードまたは運転免許証による本人確認が必須です。

本人確認を行う理由は、金融サービスの安全性を確保するためです。

PayPayアプリ内で身分証明書を撮影し、自撮り写真と合わせてアップロードするだけで手続きは終了です。

なお、完了までの時間は数分から数時間程度かかる場合があります。

PayPayアプリのホーム画面から手続きする

本人確認が完了したら、PayPayアプリのホーム画面からPayPay残高カードの発行手続きを開始できます。

  1. ホーム画面にあるPayPay残高(赤いバーコード券面)をタップ
  2. 画面が切り替わったら「はじめる」を選択
  3. 再度確認画面が表示されたら「はじめる」をタップ
  4. 利用規約の内容を確認し、「上記の内容に同意する」をタップ

同意ボタンをタップすると、最短30秒でPayPay残高カードが発行されます。

発行完了後は、すぐにカード情報を確認してオンライン決済で利用可能です。

カード情報を確認・コピーする

発行されたPayPay残高カードの情報は、目のマークをタップして端末認証を行うことで確認できます。

セキュリティ確保のため、カード番号などの重要な情報を表示する際は指紋認証や顔認証が必要です。

PayPayアプリでPayPay残高画面を開き、目のマークをタップしましょう。

端末認証が完了すると、カード番号・有効期限・セキュリティコードが表示されます。

なお、コピーマークを押すとカード番号をクリップボードにコピーすると、オンライン決済時の入力の手間が省けます。

PayPay残高カードのメリット

PayPay残高カードには、従来のクレジットカードにはない独自のメリットがあります。

特に審査不要で誰でも作れる点や、使いすぎを防げる仕組みが魅力的です。

審査なし・年会費無料で誰でも作れる

PayPay残高カードは審査が一切不要で、年会費も永年無料となっています。

一般的なクレジットカードでは収入証明や勤務先の確認が必要ですが、PayPay残高カードにはそうした制限がありません。

そのため、アルバイトの学生や専業主婦の方でも気軽に発行できます。

18歳未満でもPayPayアカウントがあれば利用可能です。 維持費用が一切かからないため、使わない期間があっても安心して保有し続けられるでしょう。

PayPay残高から直接支払いで使いすぎを防げる

PayPay残高カードは事前チャージ式のため、残高以上の支払いは自動的に拒否されます。

クレジットカードのような後払い方式とは異なり、PayPay残高に入っている金額のみが利用限度額になります。

これにより、つい使いすぎてしまうリスクを根本的に回避できるのです。

家計管理が苦手な方や、お子さんのオンライン決済用として最適でしょう。 オートチャージ機能を設定すれば、残高不足による決済失敗も防げます。

PayPayポイントが貯まってお得に使える

PayPay残高カードでの支払いはPayPayステップの対象となり、0.5%〜1.0%のポイント還元を受けられます。

通常のオンラインショッピングではPayPayを使えないサイトも多いですが、PayPay残高カードがあれば同じ還元率でポイントを貯められます。

貯まったPayPayポイントは次回の支払いに利用することも可能です。

Amazon.co.jpやユニクロオンラインストアなど、主要なECサイトでもポイントが貯まります。

ただし、ポイントを支払いに使う場合は「支払いに使う」設定を事前に有効にしておく必要があるでしょう。

PayPay残高カードが作れない・使えない場合の対処法

PayPay残高カードが作れない、または決済時にエラーが発生する場合があります。

多くは簡単な設定や確認で解決できるため、焦らずに対処しましょう。

PayPayアプリに表示されない場合の対処法

PayPayアプリに残高カードの発行画面が表示されない場合、アプリを最新バージョンにアップデートすることが最優先です。

PayPay残高カードは2025年5月から順次展開されており、すべてのユーザーに一斉開放されているわけではありません。

そのため、利用対象者になるまで待つ必要がある場合もあります。

App StoreやGoogle Play Storeでアプリの更新を確認しましょう。

本人確認(eKYC)が未完了の場合も発行画面が表示されないため、身分証明書での認証手続きを先に済ませることが重要です。

決済時にエラーが出る場合の対処法

オンライン決済時にエラーが発生する原因として、PayPay残高不足またはカード情報の入力ミスが最も多くなっています。

決済前にPayPayアプリで残高を確認し、購入金額以上の残高があるかチェックしましょう。

残高が足りない場合は、銀行口座やコンビニATMから事前にチャージが必要です。

カード番号や有効期限、セキュリティコードに入力ミスがないか再確認してください。

利用できないサイトやサービスでの決済を試している可能性もあるため、対象外のサービス一覧も併せて確認しましょう。

本人確認ができない場合の対処法

身分証明書の撮影がうまくいかない場合、撮影環境の明るさや角度を調整することで解決できます。

文字がぼやけていたり、一部が見切れていたりすると認証に失敗するので、撮影時は反射や影が入らないよう、十分な明るさの場所で行ってください。

何度試してもうまくいかない場合は、PayPayカスタマーサポートに問い合わせましょう。

なお、マイナンバーカードまたは運転免許証以外の身分証明書は認証の対象外となるため、必ず指定の書類を使用してください。

PayPay残高カードの注意点とデメリット

PayPay残高カードは便利なサービスですが、利用前に知っておくべき制限事項があります。

特に海外サイトでの利用や継続支払いには対応していない点に注意が必要です。

海外サイトや継続支払いには使えない

PayPay残高カードは海外加盟店での支払いやサブスクリプションサービスの継続支払いに対応していません

これは、PayPay残高カードがプリペイド式のバーチャルカードであることが理由です。

海外のオンラインショップでの買い物や、NetflixやSpotifyなどの月額課金サービスには利用できません。

公共料金や保険料の自動引き落としにも使用不可です。 このような用途には、従来のクレジットカードやPayPayカードを利用する必要があるでしょう。

一部の国内サイトでも利用できない場合がある

国内のサイトであっても、Yahoo!ショッピングやLOHACOなど、利用できないサービスが存在します。

同じPayPay系列のサービスでも対象外となっているのは、システムの仕様上の理由によるものです。

また、Apple PayやGoogle Payのタッチ決済への登録もできません。

プリペイドカードや電子マネーへのチャージ代金の支払いにも使用不可です。

利用前に、そのサイトがPayPay残高カードに対応しているか確認することが重要でしょう。

残高以上の支払いはできない

PayPay残高カードはPayPay残高の範囲内でしか決済できないため、高額商品の購入時は注意が必要です。

残高が不足している状態で決済を試行すると、エラーが発生して購入手続きが中断されます。

これを防ぐためには、オートチャージ機能を設定しておくか、事前に十分な金額をチャージしておくことが大切です。

オートチャージは銀行口座からの自動補充が可能です。

ただし、チャージ限度額にも上限があるため、非常に高額な決済を予定している場合は別の支払い方法を検討しましょう。

まとめ|PayPay残高カードはオンライン決済を便利にするバーチャルカード

PayPay残高カードは、審査不要・年会費無料で誰でも作れる便利なバーチャルカードです。

PayPay残高から直接支払いができるため、使いすぎの心配がなく、学生や家計管理を重視する方に特におすすめできます。

ただし、海外サイトでの利用や継続支払いには対応していないなど、いくつかの制限があることも理解しておきましょう。

Yahoo!ショッピングなど一部の国内サイトでも利用できない場合があります。

これらの特徴を踏まえると、PayPay残高カードはオンライン決済を安全かつ便利にしたい方にとって価値の高いサービスといえるでしょう。

利用を検討している方は、まずPayPayアプリをダウンロードして本人確認から始めてみてください。

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