「PayPayあと払いってなに?」
「手数料はかかるの?デメリットがあれば知っておきたい」
「PayPayカードと何が違うの?」
PayPayあと払いの利用を検討している方のなかには、上記のような悩みを抱えているかもしれません。
そこで今回は、PayPayあと払いの特徴について詳しく解説します。
メリットやデメリット、手数料についても紹介するため、ぜひ参考にしてください。
PayPayあと払いとは
PayPayあと払いは、PayPayアプリ上で当月利用した金額を翌月まとめて後払いできるサービスです。
月末締めで毎月27日払いとなっており、前月の利用料が毎月の27日に指定銀行口座から引き落とされます。
PayPayカードの利用分とまとめて口座引き落としができ、初期費用は無料で、毎月27日に口座引き落としができれば手数料も無料です。
審査完了後すぐに発行され、PayPayの支払い方法として登録されます。
PayPayあと払いはPayPay加盟店で利用でき、Yahoo!ショッピングやPayPayモールでも利用できます。
PayPayあと払いのメリット
PayPayあと払いのメリットは以下の通りです。
- ポイントが貯まる
- チャージの必要がない
- 手数料や年会費がかからない
- スマホ1つで買い物に行ける
- 基本付与率がPayPay残高払いより高い
それぞれ詳しく解説します。
ポイントが貯まる
PayPayあと払いの還元率はデフォルトで1.0%です。
前月の支払回数や金額によって還元率が高まる仕組みのPayPay STEPがあります。
達成状況によってはさらに0.5%還元されるため、よりお得に利用できます。
チャージの必要がない
PayPayあと払いは当月に利用した分を翌月27日にまとめて支払う仕組みなため、事前のチャージが不要です。
「会計のときに残高不足に気づいて焦る」「買い物する前に残高を木にして確認する」といった手間がかかりません。
手数料や年会費がかからない
PayPayあと払いは翌月1回払いであれば、手数料や年会費が一切かかりません。
安心して利用を開始でき、無料でクレジットカードと同じように利用できるためお得です。
ただし、リボ払いを選んだ場合は手数料が発生するため注意が必要です。
スマホ1つで買い物に行ける
PayPayあと払いはアプリをダウンロードすれば無料で利用できます。
スマホ1つあれば買い物できるため、サイフを持っていく手間が省けます。
基本付与率がPayPay残高払いより高い
PayPayあと払いの還元率は1.5%、PayPay残高払いは0.5%なため、1.0%も還元率が高いです。
たとえば1年間にPayPayで100万円支払っている場合、PayPay残高払いでは5,000円分、PayPayあと払いでは15,000円分のポイントが獲得できます。
頻繁に利用する方は、PayPayあと払いの方がお得です。
また、Yahoo!プレミアム会員の登録やPayPayアカウントとYahoo!JAPAN IDを連携させることで、還元率が高まるキャンペーンも実施されています。
よりお得にPayPayを利用したい場合はぜひ活用してください。
PayPayあと払いのデメリット
PayPayあと払いのデメリットは以下の通りです。
- 利用可能額に上限がある
- 審査完了まで時間がかかる
- キャンペーンにつられてリボ払いにすると高い利息がかかる
それぞれ詳しく解説します。
利用可能額に上限がある
PayPayあと払いには、以下のように利用上限額が設定されています。
- 本人確認前:過去24時間2万円・過去30日間5万円
- 本人確認後:過去24時間50万円・過去30日間200万円
本人確認の有無や時間によって異なります。
また、PayPayあと払いはPayPay加盟店でしか利用できないため注意が必要です。
審査完了まで時間がかかる
PayPayあと払いを利用する場合、必ず審査を行わなければなりません。
そのため、すぐPayPayあと払いを利用できないため注意が必要です。
クレジットカードと同じように審査内容がしっかりしています。
PayPayあと払いの審査内容は次のとおりです。
- 住所
- 氏名
- 電話番号
- 年収
- 勤務先
- 家族構成
審査の結果が出るまでにかかる時間は申込者の多さによって異なります。
早ければ当日中に結果が出ますが、遅い場合は2〜3営業日かかってしまうため、早めに申し込みましょう。
キャンペーンにつられてリボ払いにすると高い利息がかかる
PayPayあと払いの返済方法は、クレジットカードと同様にリボ払いも対応しています。
しかし、PayPayあと払いのリボ払い利息は年間18.0%と高めなため注意が必要です。
一般的なリボ払いの利息は年率15.0〜18.0%なため、PayPayあと払いのリボ払い利息は高いといえます。
PayPayではリボ払いを推奨するようなキャンペーンが開催されていることもあります。
キャンペーンにつられてリボ払いにすると、高い利息がかかってしまうため注意しましょう。
PayPayあと払いに関するよくある質問
PayPayあと払いに関するよくある質問は以下の通りです。
- PayPayあと払いを利用した支払い方法は?
- PayPayあと払いとPayPayカードの違いは?
- PayPayあと払いの審査は厳しい?
それぞれ詳しく解説します。
PayPayあと払いを利用した支払い方法は?
PayPayあと払いは、PayPayアプリのホーム画面から支払い方法を「PayPayあと払い」に切り替えることで利用できます。
請求書払いでPayPayあと払いを利用する場合、以下の手順で行えます。
- ホーム画面で「スキャン」を選択
- 払込票のバーコードを読み込む
- 支払い金額を確認して「支払う」を選択
また、オンラインサービスで利用する場合は以下の通りです。
- オンラインで支払う際に支払い方法を確認
- 支払い方法の選択画面で「PayPayあと払い」を選択
上記の手順でPayPayあと払いができます。
PayPayあと払いとPayPayカードの違いは?
PayPayあと払いとPayPayカードはどちらも利用した代金を後で支払いますが、それぞれ特徴が異なります。
PayPayあと払い | PayPayカード | |
種類 | アプリ | リアルカード |
利用可能店舗 | PayPay加盟店 | クレジットカード加盟店 |
ポイント還元率 | 0.5〜1.5% | 0.1% |
2023年1月からPayPayあと払いに登録しておくことで、PayPayカードの利用分もPayPay STEPの対象となっています。
どちらを利用しても還元率最大1.5%となるため、効率よくポイントを貯めたい方におすすめです。
PayPayあと払いの審査は厳しい?
PayPayあと払いの審査は厳しく、審査に通過できない人も少なくありません。
クレジットカードと同様、厳格な審査基準が適用されており、金銭面で問題がある場合は審査に落ちる可能性が高いです。
また、金銭面に問題はなくても入力ミスや虚偽の申請などで審査に落とされる可能性があるため注意してください。
PayPayあと払いまとめ
今回はPayPayあと払いについて詳しく解説しました。
PayPayあと払いはチャージ不要の後払いサービスです。
利用可能額の上限があり、PayPay加盟店でしか利用できませんが、手数料や年会費はかからないためお得に利用できます。
欠点を補うためにPayPay加盟店ではPayPayあと払い、クレジットカード加盟店ではPayPayカードなど、使い分けることがおすすめです。
効率よくポイントも貯めて、普段の買い物を便利かつお得なものにしてください。